国会図書館に納本に行く

日本で刊行された全ての出版物は国会図書館に納本することが義務づけられています。だからこそ、現在では手に入らない出版物の内容を知りたいなという場合には国会図書館に行くわけです。

ただ、同人誌については殆どが納本されていないというのが現状で、今のままでは数十年後の研究者が艦隊これくしょんについて研究するときに、笹松しいたけさんの作品ばかりがヒットするかもしれないということになりかねません。

ndlonline.ndl.go.jp

というわけででもないのですが、在庫がちょうど2冊あったので国会図書館に納本してきました。1冊でもいいそうなのですが、2冊あると関西の方にも納本されるらしい。

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本館入り口で納本したい旨を伝えると、納本だけならば外から回れるらしい。推察するに、納本のシステム上カードを作らない人も多いため別の場所から入れるようになっているのでしょう。自分は食堂を利用したかったので利用者カードをかざして入館。

入館すると左に曲がりトイレを過ぎたあたりでロープで区切られて「関係者以外の立ち入りを禁止する」と書かれている場所につきます。そこから階段で一階へ。降りると直ぐに納本受付があるので、そこで受付を行います。

寄贈とその他があり、100部以上刊行されていると「納入出版物代償金」といって、小売価格の5割をもらえるというシステムがあるのですが(『亞書』がバカ高い値段で売っていたのもこの納入出版物代償金目当てだったらしい)、今回は寄贈という形を取りました。必要事項を記入し、担当の職員がペラペラとめくって受理印をポンと押せば完了です。

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というわけで、登録され次第『愛の巣は仮住まい』は国会図書館で閲覧することができます。同時にboothでの発売を終了しました。気になる方は1ヶ月くらいしてから国会図書館で読んでね☆