西紅柿炒鶏蛋(2020/10/15)

北海道旅行に行ってきました。とても楽しかったのでこれから何回かにまとめて書いていきます。というわけで、今日は北海道に行く前日の話、つまるところ「0日目」の話です。

関東から北海道に行くには様々なルートがあり、通常は羽田空港から新千歳空港に飛ぶというがまぁ自然の話です。北海道新幹線で行ったり大洗からフェリーというのもありますが、羽田新千歳が主流でしょう。

今回僕が選択したのは羽田から女満別。北海道は広大なので当然ながら新千歳空港以外にもいくつか空港があります。有名なのが函館と旭川でしょうか。あとは札幌郊外の丘珠という主に道内で運航している飛行場があります。

で、女満別空港というのがどこにあるかといえば網走の近く。住所は網走郡大空町。2016年に女満別町東藻琴村が合併してできたらしいけど、所在地は旧女満別町になります。1935年に中央気象台が気象観測用の飛行場として設置されたという地方空港にしては割と伝統ある空港だったりします。

ともかく、その女満別空港行きの飛行機が出るのが朝の7時5分。朝の羽田空港の混雑を考えると6時には着いておきたい。そうなると始発で出ても間に合わないだろう。そう思った僕は羽田空港へ出るのに便利な蒲田駅の近くのカプセルホテルに宿を取りました。今はGoToトラベルで普通のホテルが安くなっているとはいえ、朝の5時に出るのに普通のホテルに泊まるのは気が引けるなと思ったからです。

というわけでまずは横浜へ向かう。この前に乗った小田急線も新宿に行く車両だったので、新宿行きから新宿行きに乗り換えるというのが非常に不思議な気分でした。

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横浜から京浜東北線に乗り換えて蒲田で下車。雨が降る中歩きます。大雨ではなかったことと駅から近いこともあって濡れるのを覚悟で傘を差さずに歩きます。

目的のカプセルホテルに到着して早速館内着に着替えます。このカプセルホテルはぎっちぎちな感じではなくて、案外広々としていたのが特に印象的でした。既に家で風呂に入って来たので、何か飲んで歯を磨いて寝るだけだなと思っていたんです。朝早いんで。

それで、休憩所においてあったメニューをめくったんです。夕食も食べてきたし朝食は朝早くに出発するのでそもそも食べることはないわけですが、どんな料理が食べられるのか気になったんですね。

そこにあったんですよ。トマトと卵の炒め物が。トマトと卵の炒め物は中国では普通に出てくる食べ物であるにもかかわらず、日本で食べられる店は少ないんです。卵と木耳の炒め物はよく見るんですが、トマトと卵の炒め物は本当に少ないんです。食べられる店の一例はこんな感じ(↓)。

 ゆえに僕の中でトマトと卵の炒め物が食べられる店は信用に足る店だなと思っているんです。

そんなトマトと卵の炒め物が食べられるならば、食べるしかないでしょう。食事が取れるバーのような場所に行き、ポエムで有名なひん曲がった性癖のお酒と一緒に頂くことに。

当然ながら美味い。バターを使っているのか、結構濃厚な感じで非常に美味しかったです。カプセルホテルに泊まってこれが食べられるのは大満足。

完食して歯を磨き寝る。