網走の刑務所(2020/10/16)

朝5時前にホテルを出て京急蒲田へ移動する。

早朝の京急蒲田。始発の羽田空港行きで羽田空港へ。羽田空港国内線ターミナル駅で下車し、JALなので第1ターミナル方向へ。

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到着したらとっととチェックインを済ませて制限エリア内へ。朝食は空弁が売っている店でお茶を合わせて931円。駅弁の値段のイメージでいたら意外に空弁って安くて驚いた。地域共通クーポンを使ったのでタダ飯。

 駐機場には飛行機が大量に並んでいる

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いざ北の大地へ

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機内での無料メニューはコンソメスープを選択

10月1日よりコンソメスープの提供が再開されていた。下手に9月の3連休に行かないで良かった。コンソメスープを飲め。

2020年10月1日(木)より、冷たいお飲み物として冷緑茶、ミニッツメイド アップルジュース、スカイタイム、ミネラルウォーター、コカ・コーラ(缶)、温かいお飲み物としてコーヒー、スープをペーパーカップにてご用意いたします。 

(https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/service/n/drink/index.html)

そんなわけで女満別空港に到着

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網走バスでまずは網走駅を目指す。空港から路線バスで駅へ向かうというのがすごく斬新。

網走駅で降りたのだけど、降りたバス停がヴィクトリアステーションという北海道を中心に展開しているビッグボーイの亜種のステーキ店の目の前。なんなんだと思いながらも網走駅まで行くことに。どうやら網走駅のバス停って結構な広範囲にあるようで、網走監獄へ行くバスが出るのがすき家の目の前。時間があったので網走駅の近くの郵便局できっぷを買ってくれていたフォロワーさんに送金。バスに乗り込んで網走監獄へ。車内アナウンスでマクドナルドを「ご家族の団らんにご利用ください」と紹介したところにビビる。なんなんだ網走。

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さてこの網走監獄、網走番外地の舞台になったり、よく冗談めいて「網走刑務所に入れられるよ」みたいな意味合いで使われることから日本で巣鴨プリズンに並んで知名度の高い刑務所だと思う。

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それでは何でこんな刑務所が建てられたのかと言えば、北海道が広大で開拓するのに囚人を使えばいいだろうという発想かららしく。この日の最低気温が2度とかそこいらの世界で刑務所って正気かと思うし、だからこそめちゃくちゃ厳しいだろう言うのは容易に想像が付くわけで。それでいて食事がこんなもんなんだから、日本一厳しい刑務所と言われるのは想像に難くない。

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その厳しい気候のなか、農場を運営するというのが網走刑務所。収穫物は収容者の食糧になるらしい。収穫した食材を使って年に1回収穫祭を行うらしいのだけど、不作だと開催されないという記述に涙する。

そしてこの農場、今は網走刑務所二見ケ岡農場となって場所を移動した今でも現役らしい。

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前述の通り、囚人を集めたのは北海道を開拓するためだった。だが、集めたはいいが多数の囚人を全員刑務所に収容できるわけではない。そうなると残りの囚人をどうするか。刑務所の外に収容しながら開拓させるのである。

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「動く監獄」と呼ばれ、バラック小屋みたいなのを建ててそこで寝泊まりをさせながら開拓をしていくのである。布でできた枕など当然存在しないので丸太が枕代わりになっているという、気の休まらなさがすごい。そうしてその丸太を叩かれて起床するのだという。

なんというか、これまで訪れた博物館とはまったく違う感情が生まれてしまって、笑い飛ばせねえなあって感じになってしまった。

昼食は監獄食

 

 

これだけ書いたんだけど、先週のブラタモリで網走監獄をやったらしくて。これ僕が書く意味あったのか。再放送があるらしいので是非見て欲しい。ちなみに僕は見ていません(放送があるとは思わなかったので)

「網走〜“最果ての地”網走は“理想の地”!?〜」 - ブラタモリ - NHK