脳を焼く三冠馬を考えてみた

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この動画を見てて、アルピニスタみてえなヤバい牝馬だったらどうだろうと思って妄想してみた。

 

ブルーアーカイブ(牝、父:ウインバリアシオン 母:ラッキーライラック

名前が名前だけにオタクに人気。クロスはサンデーサイレンスの3×4。

6歳まで走らせたいので、実質5歳で引退規定がないところのクラブか個人馬主がいいかもしれない。ジョッキーは何となく幸英明あたりがいいかな。

3800万円くらいで「スタミナはあります」みたいな感じで落札された感じで。

 

2歳

7月の芝1800mの新馬戦でデビュー。レース中掛かりっぱなしで全く見せ場なく7着敗戦。幸Jも「幼さが出てしまいました」とコメントするレベル。

8月 2歳未勝利戦に出走。掛かりそうになるもジョッキーの制御でクビ差1着。まだこの時は一歩一歩行くかあって感じ

10月 サフラン賞(1勝クラス、牝馬限定戦)で競馬を覚えてきたのか3馬身差快勝。

11月 デイリー杯2歳ステークスで重賞初出走。ホープフルステークスで勝利する牡馬(鞍上武豊)に1馬身差敗退

12月 阪神ジュベナイルフィリーズでG1初出走。好位置につけ8馬身差の勝利。2着馬は後の桜花賞オークス2冠。陣営はこの勝ちっぷりを見て牡馬クラシック戦線に兆背を表明。マスコミからは「女マルゼンスキー」と呼ばれる。

 

3歳

2月 きさらぎ賞は3着。陣営に対して「無謀なのでは」という意見が殺到する

3月 スプリングステークスに出走。トライアルレースで文句なく快勝。

4月 予定通り皐月賞に出走。出遅れるも何とか凌ぎきってまず1冠。陣営はレース後ダービーへの直行を表明。

5月 日本ダービー牝馬が勝てるわけがないとか大外枠は勝てないとか理由をつけ4番人気。それをあざ笑うかのように直線一気のレースで優勝。これで2冠。陣営はダービー終了後にジャパンダートダービーに出走を表明。

7月 ジャパンダートダービー。この不可解なローテに対して陣営は「菊花賞は3000mでスタミナ勝負だ。ダートで勝ちきらないと牝馬が勝つのは難しいだろう」とコメント。ダート初挑戦だったが1着。日本ダービージャパンダートダービーの両方で優勝した初の馬。

10月 3歳限定戦には見向きもせず京都大賞典に出走。ダービー馬の復活優勝。2着に敗れるものの3歳牝馬として十分な成績を残す

10月 菊花賞当日は台風接近によりキセキの菊花賞並の不良馬場。スタミナと勝負根性で直線を稍重並のスピードで駆け抜けて文句なしの1着で三冠達成。

11月 ジャパンカップに出走。エリザベス女王杯ジャパンカップの選択肢があったが「今更牝馬限定戦に出てどうするんだ」という至極当然の話があり、当然のように1着。香港ヴァーズへの招待があるも日程的にキツく断念。有馬記念への出走を表明。

12月 有馬記念はファン投票ダントツの1位。大外枠を引いてしまうという不運があり2着敗戦。レース後、陣営は来年以降の海外挑戦を表明する。

 

4歳

2月 ドバイの前哨戦として京都記念に出走。出走表明後に回避馬が続出し9頭立てに。ここを快勝しドバイへ。

3月 ドバイシーマクラシックに出走。問題なく勝利し海外G1初制覇。

4月 天皇賞・春に出走。当然のように勝利。牝馬の3200mの天皇賞制覇はプリテイキャスト以来。

6月 宝塚記念も当然ながらファン投票1位だったが出走を回避し帝王賞に出走。どうもBCクラシックを見据えているのでは、と噂される。

9月 日本テレビ盃も1着で陣営はレース後にBCクラシックへの出走を表明する。

11月 BCクラシックでも全く苦にすることなくマルシュロレーヌ以来の米ダートG1制覇。

12月 そのまま香港ヴァーズへ。ダートは終わったとばかりに圧勝し4歳シーズンは7戦無敗で終える。海外G1の3戦3勝は日本馬初。

 

5歳

1月 日本に帰国し日経新春杯に出走し1着。

4月 休養を挟み天皇賞・春連覇への挑戦かと思われたが、QE2世カップに出走し1着

6月 ファン投票1位で宝塚記念に出走し圧勝。レース後、凱旋門賞への出走を表明。

8月 「強い相手と揉まれなければ勝てない」という陣営の判断でイギリスのインターナショナルステークスに出走。牡馬を全く寄せ付けず快勝。ゼンノロブロイの2着を超えて日本馬初優勝。

10月 凱旋門賞写真判定でわずかに及ばず2着となり日本馬の凱旋門賞制覇はお預け。「コイツで勝てなかったら日本馬の優勝は今後あり得ない」とまで言われる。連勝記録は11でストップ。レース後に疲労による炎症が判明したため、大事を取って年内休養。陣営は翌年の現役を発表。

 

6歳

2月 大事を取ってダート戦のフェブラリーステークスで復帰も6着。掲示板を外したのは新馬戦以来。

4月 大阪杯で9着。これで2戦連続掲示板外で結果的に生涯最低着順。引退が囁かれ始める。宝塚記念を回避し札幌記念へ。

8月 札幌記念で2着。凱旋門賞以来の連対だがG2で勝てないのかと言われる。予定通り凱旋門賞直行。

10月 凱旋門賞。ただでさえ不良馬場の大外枠という悪条件のなか、出遅れをやらかす。全員がもう無理だと思い諦めかけたが、フォルスストレートを抜け直線に入ると徐々に進出を開始。後方から一気にねじ伏せる。先頭を捉えたときがゴール板。ハナ差1着で日本馬初の凱旋門賞制覇。陣営は今年で引退を発表。

12月 引退レースは有馬記念。ファン投票1位で選出。1着で有終の美。単勝は100円元返し。

レース後引退セレモニーを実施。引退後は繁殖牝馬となる。

通算成績 31戦22勝(22-5-1-3)