令和2年山輝県高等学校野球特別大会

僕が参加してたEKK世界は高校野球を舞台にしたものなので、高校野球について設定を練っていました。毎年の春夏秋の大会の組み合わせを組んでニヤニヤすると言う性癖がありました。

ところが、今般の新型コロナウィルスによって春の大会に続いて夏の大会も中止。これはどうしようかと悩んでいたところに「県大会レベルなら開催してもいい」というお達しが出ました。ならば、架空県の特別大会を思いっきり練り込めるのではないかという結論に達しました。災い転じて福と成すとはこのことです。

というわけで、第102回全国高等学校野球選手権山輝大会代替大会である「令和2年山輝県高等学校野球特別大会」の概要をば。

 

趣旨

新型コロナウィルス感染拡大防止のため全国高等学校野球選手権大会の中止に伴い、春季大会に続き高等学校野球選手権大会山輝大会が中止となった。高校生活最後の年の公式戦がなくなった3年生を主とした大会を実施することとする。

期間

  • 2020年7月19日~8月6日。
  • 地区予選を7月19日・23日・24日・25日・26日、決勝トーナメントを8月1日~6日に実施する。
  • 高校が夏休みを短縮して授業を行うため(県立高校の夏休みは8/1-23)、学業に支障のないよう8月に入るまでは土曜・日曜・祝日に試合を行う。県大会は夏休みに入っているため平日も使用する。

開催方法

  • ノーシードでのトーナメント方式
  • 感染防止のため、8~10チームが県大会に1校出場する地区予選を行い勝利校(13校)が鷲宮台球場で決勝トーナメントを行う。
  • 春や秋のようにブロック毎に球場を固定するのではなく、対戦校の所在地によって球場を決定する方式。
  • 9・10チームのブロックで1回戦から勝ち上がった高校は、決勝トーナメントではシード校とし2回戦より出場する。
  • 試合終了時間が遅くなることによる宿泊リスクを避けるため、1日2試合とする。
  • 開始時間は、2試合の場合、第1試合:11時・第2試合:14時、1試合の場合は13時とする。
  • 使用球場は以下の通り。*は通常の県大会で使用する球場。

県大会
・県営鷲宮台球場*

地区予選
山輝市(3)
・霧島運動公園硬式野球
・山輝市営球場
水月臨海球場

西部地区(2)
・蔵井沢ボーイズ・ビー・アンビシャス球場*
・鐘ヶ浦球場

南部地区(3)
・県営さくら台球場*
・城中市民球場
・空蝉球場(宿泊不可)

東部地区(3)
・翠護院スタジアム安室鈴*
・羽璃市営球場
・明治球場

中部地区(2)
珠洲宮スタジアム*
・桃木球場

対象

  • 趣旨の通り試合のない高校3年生を主な対象としているため、選手登録は3年生を優先するが、怪我人防止のため6月19日の登録時点で3年生がベンチ入りメンバーに満たない場合のみ下級生の登録を可とする。
  • スタメン・正選手(背番号1~9)の登録、選手起用は自由とする。試合ごとの入れ替えは認めない(試合を思い出作りにしたくないというのが県高野連の意向のため)。

抽選

  • 地区予選:6月27日(土)に各地区にて監督もしくは部長による抽選。密を防ぐため大きな会場で行うことが望ましい。
  • 決勝トーナメント:地区予選優勝後に主将による抽選(随時)

試合

  • ベンチ入り可能人数は通常の18人から2人増やし20人。他に部長・監督・記録員各1名がベンチに入ることができる。
  • 決勝トーナメント決勝戦をのぞき、5回10点差・7回7点差でコールドゲーム
  • 地区予選は降雨の場合3回コールド。同点、ノーゲーム、もしくは中止の場合は順延せず抽選によって勝利校を決定する。
  • 決勝を含めて9回終了時に同点の場合、10回から1アウト満塁の状況からのタイブレークを採用する。
  • その他のルールは公認野球規則および高校野球特別規則に準じる。

その他の運営方法など

  • 開会式および閉会式は実施しない。
  • 選抜に出場予定だった鐘ヶ浦高校が鐘ヶ浦球場の初日第1試合で始球式を務める。
  • 優勝校には優勝盾が、準優勝校には準優勝楯が授与される。
  • 地区予選は全試合無観客試合とするが、控えメンバーの入場は可能。予め控えメンバーの人数を高野連に提出して入場時に確認を受けること。
  • 決勝トーナメントは控えメンバーをのぞいて1校各100人まで入場することができる(地区予選優勝校には優勝後、決勝トーナメント勝利校には勝利後に専用入場カードを配布する)。それ以上の入場が認められた場合には当該チームを不戦敗とする。観戦可能な試合は当該試合のみとし、全試合を観戦することはできない。
  • マスコミは県高野連に対して事前に許可をしたうえで入場が可能(10社30人以内)。マスコミ用専用入場カードおよび取材用腕章を常に身に着ける。指定された場所以外で選手に取材することを禁止する。違反が発覚した場合には以後の取材許可を認めない。
  • YouTubeで県高野連公式チャンネルを開設し、観戦ができないファン等に対して決勝トーナメントは生の映像を、地区予選はダイジェスト映像を提供する。
  • 飛沫感染を防ぐためトランペット等の演奏や大声を出す応援は禁止(太鼓等の飛沫が飛ばない楽器や拍手、予め曲を録音したものを流すことは可能)。勝利校の選手の校歌斉唱および校旗の掲揚は実施する。
  • 勝利時に選手が集まって抱き合ったり、円陣で肩を組む行為は禁止。
  • 球場入り口で検温チェックを実施する。37度以上と認められる場合には選手・観客等問わず入場を認めない。
  • 球場入り口に設置してある消毒用アルコールで手の消毒を行ってから入場する。
  • 選手を除き、球場内ではマスクを着用する。
  • 観客席の座席には隣接して座らず、前後左右の間隔を開ける。
  • 球場売店は休止する。自販機は稼働しているので水分補給はそちらを利用するか予め持参すること。
  • 大勢での公共交通機関での移動および宿泊を避けるため、県大会出場校には県が大型観光バスの手配を行う。ベンチ入り選手、部長、監督、記録員の最大23人が乗車することができる。ソーシャルディスタンスを保持するためになるべく一人が2席を使用し、隣に座らないよう配慮する。
  • 応援者に関しては、宿泊をせず速やかに帰宅することを推奨する。