くりビーノ本栖湖強行軍

おでかけ 甲信越

世間では10連休のゴールデンウィークも終盤戦となった5月3日。元々土日しか休みがないので金曜と月曜に有給をぶちこんで作った4連休の初日である。どうせなら原付で遠出しよう、と考えていた僕は、そうだ、山梨県でも行ってみようか、河口湖とかいいんじゃないかなと漠然と思い、googlemapをセットした。走行距離99km、原付なので最高速度は30km/h、もちろん高速道路は走れないのでひたすら下道を走ることになる。

とりあえずナビに沿って走り清川村を通過。厚木バスセンター行きとか走っているんだなあと思いながらひたすら走行すると国道413号に合流する。

国道413号は「道志みち」と呼ばれる道路で、神奈川県と山梨県の峠越え的なルートにっている。峠を越えるということは勾配が非常にきつい。原付で走っていると坂のきつさがダイレクトに伝わってくる。この道志みち、ゴールデンウィークの影響からかバイクをよく見かけたのだが、僕以外は殆どが大型バイク。まぁ、原付の使い方を間違っているような使い方をしているのだから当然と言えば当然だとは思うけれども……道志の道の駅はさながらバイクの見本市会場と化していた。

河口湖までもうすぐというところまで来たとき、僕のなかである考えが思いつく。

「どうせだったら本栖湖行っちゃおうぜ」

本栖湖というのは河口湖と同様に富士五湖のひとつである以上に、ゆるキャン△1話の舞台となった場所である（1話は志摩リンは自転車で来てたけども）。ならば行く価値はあるのではないか。

www.nicovideo.jp

再度ナビを本栖湖にセットする。20km近く伸びたんですけど……

ひたすら田舎道を走ると、ナビのこの先の道路が真っ赤っかになっている。つまるところ渋滞。何やら祭りが開かれているらしく全く動かない。

ところで、僕が今乗っているのはバイクである。渋滞している列を抜け左側道をぶいいいんと走らせる。渋滞している車を横目に抜ける感覚、たいへん気持ちが良い。バイク勢はこの調子で側道走って行ったのでバイクの完全勝利です。

渋滞を抜ければもう少しで本栖湖に着くという頃合いの時、僕の隣に一台のバイクが並んだ。何だと思っているとキーホルダーを見せて来た。志摩リンとビーノの絵柄でどうやら同じだといっているらしく、親指を立てて褒められた。バイク乗りにも人気なのね、ゆるキャン……

11時過ぎ。くりビーノは本栖湖に到着。

 6時半くらいに出発したので4時間半かかった。120kmくらいなので時速約26km。割と理想のペースで走れたように思う。

f:id:maronrailway:20180503111810j:plain

本栖湖で撮った富士山。確かにこれは1000円札の裏だ。なでしこはこれを見たくて来たんだもんな。来た価値があったというもんだ。

こうして写真を撮っているとビーノを撮らせて欲しいという人が現れた。どうやらゆるキャンを見ていたらしく、いいですよと言って撮らせてあげた。睦月改二パーカーを着た彼が満足したところで帰ることにした。なにせこれから4時間半かけて帰らないといけないのだから。

結局、道中で一番バズった写真は727化粧品ときぬた歯科だった。

 

今度はファミリーマート沼津港前店にでも行ってみようかなと思っている。